岡山県サッカー協会講習会 大盛況!

昨日、岡山県サッカー協会主催の講習会、「サッカー選手の傷害予防」が大盛況のうちに終わりました! 高梁市の体育館での講義と、サッカー場での実技でしたが、参加してくださった皆様の非常に熱心な取り組みにより、充実した1日となりました。

 講義では「サッカーで好発する傷害」、「サッカーで好発する傷害の受傷機転、要因分析」、「受傷要因改善のためのPrehabilitation」について解説しました。特に成長期に好発する骨端症(特にオスグット症)、足関節捻挫と慢性足関節不安定症、そして女子選手に好発する前十字靱帯損傷の発症メカニズムと対応法についてお話しました。参加された方の70%は足関節捻挫の既往があり、女性指導者は全員前十字靱帯損傷既往者であることからも、熱心さが倍増していたようです。

 午後の実技ではPrehabilitationの要素であるコーディネーション、可動性、バランス、筋の活性化、動きの活性化、プライオメトリクスの基礎についてボールなし/ボール有りで実施しました。ここでは「何をやるか?」だけでなく「どうやるか?」すなわちフォームの観察を改善が必要であることを強調しましたが、参加された指導者の皆さんの観察眼は鋭いなと感じました。今後取り組みを重ねていけば、必ず注目点が明確になると感じられました。

 このような取り組みを続けて、多くの子ども達のパフォーマンスが向上すること、そしてケガが少なくなることの期待します!